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そんな狭小な注文住宅を工務店で建てます。

まさかのNG項目アリ… 基礎の配筋検査

こんばんは!みじんこです。

工事が始まって12日目の昨日、平日でしたが基礎の配筋検査があるということで、せっかくなので見学に行きました。
夫は仕事があったので、今回は私1人で・・・。

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検査員さん登場まで

現地に着くと、設計士Sさんがお隣さんとお話し中。
うちの敷地に微妙に入ってしまっている、お隣さんとの間の塀を一部切除しないといけないんですが、それを相談しているようでした。(昔ながらなエリアなので、元々の境界があいまい)

お隣さんは、「削っちゃっていいよ、うちも車出やすくなるしね~。工事するとき教えてね。」って感じで、すんなりOK出してくれました。お隣さん超いい人です。

あとはSさんと住設について話したり。なんやかや雑談を。
検査員さんが30分くらい早く来るかもと聞いていたので、早めに行ったんですが、全然来なくて暇でした。気温が高めの日だったのでよかった。。。

肝心の工事の状態はというと。
基礎の配筋

みっちりと配筋されてました。一体何本あるんでしょうね?

素人目にはこれで問題なさそうに見えますが・・・残念ながらそうではありませんでした・・・。

基礎の配筋検査 かぶり厚問題

検査員さんが予定してた時間通りに登場し、配筋検査の開始です。

で、始まってすぐに・・・

検査員さん「あそこかぶり厚全然足りてないね。これじゃダメだよ」

?!

配筋検査中

検査員さんがこの辺りを指さしてました。
どこかがNGです・・・ってこの写真じゃわかりませんね。

かぶり厚足りない

どうやらこの部分について、かぶり厚というが足りないということでした。

検査の邪魔になってしまうのはわかりますが、施主としてはどういうことか聞かねば・・・というわけで、どんな状態か検査員さんに質問してみました。

そしたら、本来地面から6cm以上離して鉄筋を配置しないといけないところ、上の写真で赤く印をつけた部分の鉄筋が、ほぼ地面すれすれになっていて、6cmなんてとても確保されていない、とのこと。

この地面から鉄筋までコンクリを埋めた厚さのことを「かぶり厚」というみたいです。

かぶり厚

普通はこうやってサイコロ状のコンクリか何かの塊などをスペーサーとして使って、かぶり厚6cm分確保するそうなんですが、上の写真では、サイコロの上に載せて6cm確保している鉄筋のさらに下に鉄筋が来ていて、6cm無いのです。

検査員さん「このままコンクリ流しちゃうとね、そのうち爆発するよ?」

ば、爆発・・・?!

どうやらかぶり厚が足りないと、コンクリにひびが入って中の鉄筋に水が流れやすくなり、そのうち錆びてコンクリごと割れてしまうと。

これは、まさかの・・・配筋やり直しですか・・・?!と恐る恐る聞いてみたら・・・

検査員さん「地面の方を削れば大丈夫だよ~」

それでいいんだ?!とびっくりしましたが・・・大丈夫ならそれでいいです。。

今回検査員さんが指摘事項として挙げた部分については、配筋した業者がその部分を直したら(地面を削ったら)写真を撮って送り、OKが出次第、次の工程に移るそうです。

こういう検査ってぱっと見て適当に終わらせてしまうのかと思ってましたが、結構じっくりきちんと見てくれてて助かりましたね。
こんなの施主が見てもわからないですもん。
(まぁ本来は設計士さんや現場監督さんが検査の前に見るべきと思うけど・・・)

検査自体は30分ちょっとかけて終わりました。

ハウスメーカーの工事だと、かぶり厚なんかはぎりぎりの6cmではなく、7cm以上取ってたりするそうなんですが、工務店だとその辺あんまり考慮してないみたいですね。
もうちょい余裕をもって施工してほしいところですけど・・・。

まだ工事始まったばかりなのに、いきなりNGくらいましたが・・・これ以上ないといいですよ・・・。(フラグ?)

参加トラコミュ: ただ今工事中

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途中途中の検査の時はちゃんと見学行っておこう、と思ったのでした・・・。

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