こんばんは!みじんこです。
家の間取りを作成してもらうとき、土地が更地ならばそのまま測量して、その面積で間取りを作ってもらえばいいですよね。
でも、私たちの場合、古家があったので家がある状態で測量をして仮の面積を出してもらってました。
そして、区の助成申請が通ってから解体をして、その後、正式な面積を測量しました。
ここで、問題が起きました。
仮で出していた面積よりも、実際の面積が小さかったのです。
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容積率オーバー
仮で測量した面積は、51.3平米ほどでした。
これをもとに間取りを容積率ぎりぎりまで使い切るように攻めてもらい、容積率Max160%に対して、159.5%まで使い切っていて。
建築予定の面積は 51.3平米 x 159.5% の 81.8平米で計画。
それに対して、古家解体後に測量して出した正式な面積が、50.45平米。
容積率Max160%使い切ったとしても、50.45平米 x 160% の Max80.72平米。
[ 建築予定 81.8平米 > 容積率いっぱい 80.72平米 ] となってしまいました!
いつもの打ち合わせの時に、測量したら面積足りなかったです・・・!と聞いて、息が止まりそうになりましたよ。
はい、ここで問題です。
みじんこさんの家は建築予定の面積よりも建てられる面積が小さく、容積率をオーバーしています。この土地にそのままの間取りで家を建てられるでしょうか?
答えは・・・Yes!!!
無理かと思われましたが、なんといけたんです!!
備蓄倉庫にした
平成24年に改正された建築基準法の一部分が、この事態を救ってくれました!
専ら防災のために設ける備蓄倉庫の用途に供する部分、蓄電池(床に据え付けるものに限る。)を設ける部分、自家発電設備を設ける部分及び貯水槽を設ける部分について、その床面積を一定の範囲内で容積率の算定の基礎となる延べ面積に算入しない
http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000101.html
要するに、防災用の倉庫等とする部分については、一定の面積までは容積率に入れなくていいよ!となったわけです。
最近大きな地震が頻発していて、いつ東京を襲ってもおかしくないので、十分な量の防災グッズを置いておきなさい、と夫の会社から命令があったのもあり、非常食や水、簡易トイレなど諸々結構な物量を備えているんですよね。大きな段ボール3箱分かな。
そんなわけで防災グッズが結構嵩張るので、新居でそれらを置く場所をあらかじめ作ってもらってたんですよ。
そこを備蓄倉庫として申請し、容積率から除外するようにしたところ、容積率160%以内に収まるようになりました!
ただ「防災備蓄倉庫」って書いたプレートを扉につけないといけないのがマイナスですが、それは致し方あるまい。
(こうなったらかわいいプレートを作ってやる・・・!)
奇跡的に面積足りない問題は解決しましたが、備蓄倉庫にしても足りなかったら間取りを作り直しになっていたと考えると恐ろしいものがあります・・・。
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これで解決したと思いますよね?
面積足りないなんて序章に過ぎなかったのですよ・・・。
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みなさんの記事がとっても参考になります!
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